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『宇津木式スキンケア法』実践記〜1ヶ月目〜

前回、筆者が現在続けている『肌断食』についての記事を書かせていただきましたが、(→『肌断食』続けてます
今回は実際にどんな経過をたどってきたのか、より詳しく書かせていただきたいと思います。
ちなみに筆者の言う『肌断食』とは、宇津木式スキンケア法のことです。

宇津木式スキンケア法まとめ

それでは、『宇津木式スキンケア法』実践記、スタート!

ドキドキの初日

記念すべき肌断食初日は、2016年12月12日。
前に紹介した『「肌」の悩みが消えるたった1つの方法』『肌断食 スキンケア、やめました』を読み終え、ある程度の情報を仕入れてから、いざ!!
しかし、思い立ったが吉日、今すぐにやりたい気持ちを抑えられない私は、まだネットで購入した純石けんと白色ワセリンが届かないままスタートを切ったのです。
これ、ダメです。。。
とにかく始めちゃった私は、朝は水洗顔のみで、夜はとりあえず純石けんの代わりに今まで使用していたダヴの洗顔フォームをそのまま使用し、洗顔後は何もつけずに過ごしたんです。(メイク落としもしていません)
化粧水、乳液をつけずにいても、それほど肌が乾燥することもなかったので、お、いけるじゃん♪とか思っていたら・・・
翌日肌がピリピリ!!

そりゃそうですよね。
科学的に合成された成分が入っている洗顔フォームを使ってそのままにして、肌はかなり乾燥していたはず。
それに加え、真冬の乾燥した空気の中、子どもと公園で遊んでいたのです。
もう肌はピリッピリ。大ダメージ。
いや、しかし原因は分かっていたので心折れることは無く、この日の夜はノーメイクだったので、メイク落としも洗顔料も使わず、ぬるま湯洗顔のみにしました。
洗顔後は、娘のベビーワセリンを米粒2個分。
本来は米粒1個分が基本量ですが、肌のピリピリが怖くてこの日は多めに。
翌日、あのピリピリ感は全くありませんでした。
肌がピリピリしたのは、後にも先にもこの第1日目のみ。
原因は間違いなく、洗顔フォームを使用してしまったことです。
皆さん、もし肌断食を始める際には、全てのアイテムが揃ってから始めるようにしましょう。
私のような見切り発進は痛い目見ます。

純石けん、白色ワセリンとは

ところで、純石けんと白色ワセリンって何?と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれないので、少し説明を。

純石鹸

純石けんとは、「脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウムが98%以上のもの」と規格が定められている石けんのことです。(残り2%は製造工程で生まれる不純物だそうです)
なんだそれー、ですよね。
とにかく、肌への負担が少ない究極の添加物フリー石けんのことなんです。
添加物フリー、いわゆる無添加ってやつは少々厄介で、無添加石けんと書いてあっても、全てが無添加なわけではないんですって。
無添加石けんの定義は定められていないので、合成着色料、合成香料、防腐剤、保存料などの添加物のどれか一つが配合されていなければ、その他の添加物が配合されていても、「無添加石けん」と表記していいらしいんです。
全てはメーカー次第。
いや〜、騙されてた〜。
なので、無添加と書いてあっても、やはり成分表を見なければいけません。
ここに怪しいカタカナが書いてあったら、それはほんとの無添加ではないです。
純石けんの全成分は、石けん素地のみ、もしくは石けん素地と水、です。
ちなみに石けん素地とは、脂肪酸(油脂)と水と苛性ソーダを混ぜて化学反応させた成分のことらしいです。
でも何だかこれも難しいから、とにかく全成分が石けん素地(と水)のみのものが純石けん!!です。

純石けんは、牛乳石けんカウブランドやシャボン玉石けんなどいろいろなメーカーが出していて、値段もそれぞれですが、私が使っているのはこちら↓

『ミヨシ 無添加 白い石けん』
成分:石けん素地
希望小売価格:150円
容量:108g

純石けんと言えば、ミヨシ。と私は勝手に思っています。
純石けんは洗い上がりがつっぱるのでは・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜんっぜんです。
むしろ、泡立ちも良く柔らかで、すごく気持ちが良いです。
そして、ミヨシの白い石けんは、お値段が150円前後というのも魅力ですよね。
私は近所のドラッグストアに置いてないので、ネットでまとめて購入しています。
今ではボディソープもやめて、顔も身体もミヨシの白い石けん一本です。
ラクですよ〜。
ちなみに、娘はミヨシの泡のボディソープを使っていますが、こちらの方が値段が高いです。
(とは言っても、本体700円、詰め替えだったら450円くらい)
やはり子どもの身体は、きめの細かい泡で手洗いしてあげたいので。。。

白色ワセリン

続いて白色ワセリン
白色ワセリンは、黄色ワセリンをさらに精製し、不純物を取り除いたもののこと。
主に「医薬品」または「化粧用油」として販売されていて、ほとんどのドラッグストアには置いてあると思います。
メーカーによって値段もさまざまですが、品質によって変わってくるようです。
第3類医薬品扱いになっているものの方が品質は良く、化粧用油として売られているものは若干品質は劣るものの、価格が安いのが魅力。
私はアトピーなどで皮膚が弱いわけではないので、後者のものでも差は感じませんが、敏感な方はやはり前者を選んでおいた方が良いみたいです。
一番安心なのは、『日本薬局方 白色ワセリン』なのかな。
ただ、ワセリンは酸化しやすいみたいなので、あまり大きいのを買わない方がいいみたいです。
そして、直接指でとると雑菌が入るので、綿棒や爪楊枝などを使った方がいい、と宇津木氏の本に書いてあったので、それはめんどくさい・・・と思い、最初に選んだのがこちらの白色ワセリン↓

『日本薬局方 白色ワセリンソフト』(第3類医薬品)

チューブタイプ、60g入り。
空気に触れる部分が少ないので酸化しにくいし、少量なので使い切りやすいし良いのでは、と思います。
ちなみに、娘が赤ちゃんのころから使っていたベビーワセリンも同じメーカーのもので、成分も白色ワセリンでしたが、こちらは第3類医薬品ではなく、化粧用油でした。

冬場に娘の保湿用にも使っていたため、白色ワセリンソフトは半年ちょっとでなくなってしまい、次に購入したのがこちら↓

『ワセリンHG チューブ』(化粧用油)

こちらもチューブタイプで60g入り。
こちらに変えてから、白色ワセリンソフトがほんとにソフトだったな〜と実感しています。
やっぱりこっちの方が固い。
価格が安かったのでこちらにしてみましたが、つけやすさは白色ワセリンソフトの方だな。

次は白色ワセリンソフトに戻そうと思っていますが、なにせ夏場はほとんどワセリンをつけることがなく、つけるとしても米粒大。娘の保湿もほんのたまに。
結果、ぜんっぜん減りません笑
次の機会はいつ来るのやら。。。

肌断食1ヶ月目

ピリピリの初日を乗り越え、2日以降は順調に進んで行きます。
ちなみに、私は一気に全てのスキンケアをやめましたが、宇津木氏の著書の中には、全てを一気にやめなくても、少しずつ肌に悪いものを減らしていけば良いと書いてありました。
クレンジング→クリーム→美容液→乳液→化粧水の順で減らしていく、といった具合です。
私はやるなら一気に派なので、全てをやめましたが。
勇気が出ない方は、徐々に減らして行く方が良いと思います。

私は12月に始めたので、紫外線がそれほど強くなく、下地クリームとして使っていた日焼け止めを塗るのはやめました。
この頃やっていたスキンケアは以下の通りです。

朝は水洗顔→ワセリン一粒大もしくは乾燥が心配な時は二粒大→フェイスパウダー→メイク(基本はアイブロウ、チークのみ。お出かけの時はお湯でオフ出来るアイライナー、マスカラ。)
夜はぬるま水洗顔のみ、もしくは純石けん洗顔(メイクをしたときのみ)→ワセリン一粒大もしくは二粒大

つっぱり感もなく、乾燥もさほど感じられず、なかなか順調なスタートだわ、と思っていたら、いやいや、そんなに甘くはありませんでした。
一週間程経つと、目の下辺り、鼻(特に小鼻の辺り)、あご周りに白いツブツブが!
そう、角栓です。
宇津木式スキンケアを始めると、ほとんどの方が経験するそうです、この角栓地獄。
宇津木式の通過儀礼
肌も、触るとごわごわです。
宇津木式は、肌本来の再生力、自潤力を取り戻すために、「何もしない、つけない、こすらない」ので、つまり、垢が溜まっていきます。
「角質培養」というらしいです。
ほんと、この通過儀礼、苦しいです。
白いツブツブ、けっこう目立つんです。
ワセリンを角栓が目立つ所に塗ってみたけど、う〜ん、効果があるのかどうか。。。

しかし、私が助けられたのは、始めた時期が冬だったので、出かける際には必ず風邪予防にマスクをつけていたことでした。
マスクで顔を覆ってしまえば角栓地獄顔であろうが問題無し。
いつかこの角栓地獄は終わってくれるであろうことを信じて、このスキンケア法を続けました。

12月に肌断食を始めて、こんな乾燥の時期に始めちゃって失敗したかな〜と思いましたが、紫外線がそれほど強くない点と、マスクで顔を隠せる点を考えると、これはこれでいい時期に始めたのかも、と思いました。
いずれにせよ、どんな時期であれ、始めようと思った時が始め時、ですね。

こうして1ヶ月を経過。

私のお肌は角栓地獄のまま2ヶ月目を迎えます。