『肌断食』続けてます
子どもが生まれると、自分の為に使える時間は格段に少なくなるもの。
子どもが生まれる前までは、ゆっくりお風呂に入って、半身浴なんかしちゃったりして、お風呂を出れば、スキンケアに時間をかけて、休みの日にはパックしちゃったり。。。
自分のしたいときに自分のしたいことをやれていました。
いやいや、今ではとんでもない!!
お風呂を出たら、自分はビショビショ全裸のまままずは子どもを拭いて着替えさせてから、バーーっと着替えてガーーっと髪の毛乾かして、ささっとスキンケアして…
冬なんて風邪引きそうですよね。
でも、以前はそんな中でも、入浴後は化粧水、乳液のスキンケアを怠っていなかったし、朝は化粧水、乳液からの日焼け止め、フェイスパウダーを欠かしてきませんでした。(私は昔からファンデーションはあまり好きではなかったのでつけていませんでした)
しかーし!!
今は全く違うスキンケアに出会い、入浴後や朝のバタバタが格段に改善されました。
そう、それは『肌断食』です。
肌断食とは
肌断食と言っても、そのやり方はいろいろあるようで、肌断食で検索すると、実にさまざまな方法が出てきます。
週末プチ肌断食でお肌の状態をリセットしたり、お肌を休ませたりするものなどが一般的なんでしょうかね。私は本を読んだ事が無いのですが、佐伯チズさんなんかもプチ肌断食派みたい。
週末プチ肌断食の場合は、金曜の夜にメイクを落とした所から始まって、土日はノーメイク、ノースキンケア、無添加石けんでの洗顔のみ、月曜の朝から通常通りのスキンケア、メイクに戻る、というものらしいです。(これだけではなく、いろいろなやり方があるみたい)
これはこれで、週末お出かけできずに家に引きこもる事になりそうで大変だなぁとか思ったり…
しかし、私がやっているのは、宇津木式と言われる肌断食の方法です。
化粧水、乳液、美容液、ファンデなどの基礎化粧品やメイク用品を一切つけません。
洗顔料も使わず、基本的にはお湯洗顔のみ、もしくは純石けんでの洗顔です。
あとは、時々白色ワセリンを使うのみです。
一冊の本との出会い『「肌」の悩みが全て消えるたった1つの方法』
今まで義務のようにつけてきた基礎化粧品や化粧品を全てやめるなんて・・・
怖すぎて勇気が出ない!って思いませんか?
分かります。私もすごく勇気がいりました。
肌断食をしよう!と思い立ったのは、私の大好きな洋裁作家さん(現在は手作り暮らし研究家と名乗っていらっしゃる)の美濃羽まゆみさんが、ご自身のブログでこのスキンケア法を紹介されていたからです。
そして、そこに紹介されていた本がこれ。
『「肌」の悩みが全て消えるたった1つの方法』著/宇津木龍一
このブログ記事を読んでから、さっそく図書館で探して借りてきました。
本を一冊読むのって結構時間かかるし、子育て中にはそんなじっくり本を読んでる時間なんてない!って思うかもしれないですが、
この本は章に分かれているので、目次を見て本当に知りたい所だけをピックアップして読んでいっても内容は理解出来ます。
私も第一章からは読まずに、第4章「つけない、こすらない、洗いすぎない!美肌をとりもどす実践宇津木流スキンケア法」から読み始めました。
最終的には全てに目を通しましたが、ザッとです。
宇津木式スキンケア法、、、目からウロコでした!!
本当に、この本に書いてある事を実践しても大丈夫なのか。
まだ心配な私は、この本も借りてきて読みました。
こちらの本は、著者の平野氏が、肌断食を始められた2010年2月からの1年間の実践記録が綴られています。
前者の宇津木氏の著書は理論編、こちらの平野氏の著書は実践編といった感じです。
宇津木式スキンケアをして、実際どんな風に肌が変わっていくのか、どんな経過をたどっていくのか、非常に不安だったため、こちらの著書は非常に参考になりました。
本当に、細かな事まで記録されています。
以上二つの本を参考にし、2016年12月中旬、私は肌断食を始めました。
肌断食9ヶ月目。今の肌の状態
宇津木式スキンケア法を参考にし、肌断食を続けてきた私Chi-Zuですが、(肌断食を開始してからの細かい経過はまだ別に記事で詳しく書きます)9ヶ月目の現在、果たして肌の状態はどんなものかと申しますと。
わりと良好な状態です。
とてもおおざっぱな言い方ですが。
肌断食を始める前に比べて、キメは確実に細かくなっていると思います。
なっています!と断定出来ないのは、やはりマイクロスコープなど肌のキメを測る手段がないからです。
もうここは、鏡に映る自分の肌の状態を目で見て判断するのみ。
そして、ニキビや吹き出物が出来にくくなったように思います。
残念ながら、全く出来なくなった、という訳ではありません。疲れやストレスが溜まったときや、月経前後などホルモンバランスが崩れたときなどは、ニキビや吹き出物が出来る事もあります。
ですが、出来たときは原因が明らかな時ばかりなので、あ〜最近寝不足なんだな、とか、もうすぐ生理が来るな、とか、肌の状態で自分の体調がよく分かるようになりました。
ただ、以前から一番トラブルの多かったアゴ周りと小鼻周り、、、ここはまだ改善にはもう少し時間がかかりそうです。
キメが細かくなったとすごく実感出来るのは、目の下辺りの頬やおでこです。
あと、鼻の皮脂も浮かなくなりました。
まだまだ肌断食1年未満の私ですので、これからの経過に期待しつつ、これからも肌断食を続けたいと思っている所です。
肌断食を続けている今、思うところ
肌断食を続けていて、とても強く感じていることがあります。
それは、肌断食をすると、お金と時間を節約出来る!!ということです。
今までは基礎化粧品に、けっこうな額をつぎ込んできました。
独身の頃なんて、百貨店でしか買えないような高額な化粧水を試してみたり、韓国に旅行に行けば韓国コスメを大量に買ってきたり。
結婚して退職してからは、夫が稼いだお金で高い化粧品を買うのは気が引けて、安めのドラッグコスメや無印コスメを使っていたけれど、それでも月々それなりのお金はかかっていたはず。
ですが、肌断食を始めてからは、使うのは純石けんと白色ワセリンのみ。(基本的にはぬるま湯洗顔のみ)あとは、夏の間はどうしても子どもを外で遊ばせる時に紫外線を浴びるので、ノンケミカルの日焼け止めは欠かせません。
今までにかかっていたコスメ費の半分、いやいや、それ以下です。
日焼け止めを使うのは夏の間だけだから、冬になればほぼゼロ!
いや〜〜今まで払ってきたコスメ費はいったいなんだったのか。。。
そして、冒頭でも触れましたが、お風呂後のスキンケアの時間。
お風呂を出て、自分の肌に何もつけなくていいって何て楽なんでしょう!!
子どもの体を拭きながら、あ〜早く化粧水つけないと乾燥しちゃう、とか焦らなくていいんです。
基本的には、拭けばいいだけ。
あと乾燥が気になるときなどは白色ワセリンを米粒大塗るだけ。
お風呂後のバタバタ軽減です。(バタバタがなくなったわけではありません。。。)
とにかく、ラクチンです。
お金がかからず経済的で、何よりラクチン。
私のような子育て中の専業主婦にはもってこいのスキンケア法なのでは、と個人的には思っています。